搭乗者
搭乗者は2名。機長・神田道夫の他1名は、出発日によって石川か山田のいずれかが乗る。(つまり、石川が乗らない可能性もあるということ)。

▲▼使用気球とゴンドラ
名称・天の川2号
体積16122立方メートル(国際基準AX―14クラス)の熱気球。全高36メートル、最大直径26メートル。35人の人を載せる浮力があり、通常よく見かける気球の約8倍の大きさをもった世界最大クラス。ゴンドラは、ビルの屋上などにある貯水タンクにアルミフレームとフロートを装着し、四方に窓をとり付けた手作りのものを使用する。

 

▼以下の新聞で遠征に向けての動きが紹介されました。
・毎日新聞朝刊、朝日新聞朝刊(2003年12月25日)
・読売新聞朝刊(12月29日)

▼2004年1月4日NHKの朝のニュース番組「おはよう日本」で太平洋横断に向けたトレーニングの様子やインタビューなどが放映される予定です。

機長 神田道夫(53歳)
埼玉県川島町役場勤務。熱気球によるヒマラヤのナンガパルバット越えをはじめ、気球による様々な挑戦により、2001年植村直己冒険賞受賞。
副機長 石川直樹(26歳)
(1/6〜1/24、2/1〜2/29の期間)
副機長 山田功男(58歳)
JAL航空機長
(1/25〜1/31の期間)
実施時期
2004年1月6日〜2月28日のあいだで、ジェット気流などの気象条件が整った日に出発。つまり出発日は、離陸する日の前日、或いは数日前にならないと決定できない。ちなみに、この期間は、風速50〜70メートルの強いジェット気流(上空1万メートル前後の偏西風)が、日本上空から太平洋をとおり北米大陸へと流れている。

離陸予定地
栃木県栃木市
国内の気球活動の中心は北関東地域で、実行に欠かせないスタッフが集まりやすく、また関係機関、報道機関などとの連絡もとりやすい。

着陸予定地
北米大陸中西部
ジェット気流の状態により飛行コースを選ぶため、着陸地点は今の段階では特定できない。離陸時になってようやく着陸地の予測が可能となる。

巡航高度
8000〜9000メートル
気球の燃料効率、対地速度、進行方向のバランスをとりながらの飛行となる。

巡航速度
時速150〜200キロメートル

飛行距離
8000〜9000キロメートル

飛行時間
60時間前後

飛行重量
3500キロ

<表現活動について>
ゴンドラ内には備え付けの小型デジタルビデオカメラ一台と手持ちのデジタルビデオカメラ一台、35ミリカメラ、ブローニー判カメラをもちこみ、高度1万メートルでの生活を克明に記録する。成層圏に近い空は、人間が生身で行ける極限の環境であり、密閉されていない乗り物に乗った人間が60時間のあいだそのような場所に滞在し、撮影等をおこなった例は今までにない。